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2025.4.27
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  • 『教育投資の経済学』~教育は「未来への準備」~

    世田谷区・目黒区の英語学童、東急田園都市線『駒沢大学』駅徒歩2分『インターナショナル・アフタースクール コトリバ駒沢校』です!
    皆さん、「教育は投資である」という言葉を耳にしたことはありますか?

    これは、最近読んでとても印象に残った一冊――佐野晋平さんの『教育投資の経済学』の中で繰り返し語られる考え方です。教育とは単に「勉強を教えること」ではなく、子どもたちが将来社会で活躍するための“人的資本”を育てる投資。私たち保護者にとって、少しドキッとする言葉かもしれませんね。

    でも、この視点はとても大切だと私たちは思うのです。


    教育は「未来への準備」。それを“見える化”できる時代に

    経済学では、子どもの教育を「将来得られる収入や社会的な成果への投資」として捉えます。
    たとえば、「大学に行くことでどれくらい収入が上がるか」「英語を話せることがキャリアにどう影響するか」など、教育の“リターン”をデータで分析するのです。

    実際、大学卒と高卒では生涯賃金に数千万円の差があるという研究もありますし、英語を使えるかどうかが採用や昇進の判断に関わる場面も増えています。

    私たちがコトリバで英語や探究活動を大切にしているのは、まさにこうした**「未来を見越した投資としての教育」**を意識しているからです。


    英語を「習い事」で終わらせないために

    多くのご家庭が、英語に熱心に取り組んでいます。英会話スクールやオンライン英語、YouTubeの英語コンテンツなど、選択肢も豊富です。

    でも、どんなに優れた教材も、「使う場面」がなければ、学んだ英語は定着しません
    英語もまさに“人的資本”であり、「自然に使いこなせるようになるまで、日常に組み込む」ことが投資のリターンを最大化します。

    コトリバの英語学童では、英語を“教科”ではなく“生活の一部”として扱うことを大切にしています。ネイティブスタッフとの日常会話、STEAM活動を英語で体験するレッスン、子ども同士での英語プレゼンなど、英語を“手段”として使う場面を意図的に作っています。

    これは、経済学で言えば「学びの投資対効果(ROI)を最大化する方法」なのです。


    教育投資の「見えにくい成果」も大切に

    もうひとつ、佐野さんの本で心に残ったのは、データに表れにくい教育の成果も見逃さないでほしいという点です。

    たとえば、コミュニケーション力、自信、挑戦する姿勢、人との関係性。こうした力は数字では測りにくいけれど、将来の可能性を大きく広げてくれる“見えない資本”です。

    私たちコトリバは、子どもたちが将来どんな道を選ぶにせよ、「あ、私ならきっとやれる」と思える**“心の土台”を育てることも教育投資の一部**だと考えています。


    おわりに:教育に“後悔のない投資”を

    保護者の皆さまとお話ししていて感じるのは、
    「子どもにできる限りのことをしてあげたいけれど、本当にこの選択でよかったのかしら…」
    という不安や葛藤を抱えていらっしゃる方が多いということです。

    だからこそ、「教育=感覚」ではなく、「教育=投資としての判断」という視点が、親としての選択を支えてくれるはずです。

    そしてその投資が、未来のわが子の自由と幸福を支える“人的資本”となるよう、私たちはこれからも誠実に学びの場をつくっていきます。

    ご家庭での教育に少しでも参考になれば嬉しいです。

    佐野晋平さんの『教育投資の経済学』はコチラ!

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