算数が苦手なお子様への対応法はコレ!
世田谷区・目黒区の英語学童「インターナショナル・アフタースクール コトリバ駒沢校」です!
今回の記事は「算数」がテーマです。
とりわけ「算数が苦手」というお子様をお持ちの保護者様にお届けしたい内容になっていますので、ぜひご覧ください!
算数という不思議な教科
皆さん「算数」「数学」という教科について、どのようなイメージを持っていますでしょうか?
「難しい」「苦手とする子どもが多い」「嫌いな教科の代表例」…そんな感想を持っている方も少なくないような気がします。
確かに2018年9月に1200名の小学生対象に「学研教育総合研究所」が行った調査では、嫌いな教科で「算数」が1位となっていました。その割合は24.2%で、4人に1人の小学生が「算数を嫌い」としていたことが分かります。
(ちなみに嫌いな教科第2位は国語で21.5%、続いて第3位が体育6.8%)
ただ一方で、同じ調査ではこのような結果も出ています。
「好きな教科第1位・・・算数23.8%」
実は好きな教科も4人に1人が「算数」としているのです!
(ちなみに好きな教科第2位は国語と図工が同率で13.7%)
このことから分かるのは。以下のことだと言えそうです。
算数は好きな子どもと嫌いな子どもの差が激しい科目である
2020年度の「新学習指導要領」
皆さんにとっても記憶に新しい2020年度からスタートした「新学習指導要領」。この指導要領で注目されたのは以下の2つです。
①プログラミングの導入
②英語の教科化
しかし上記2つは新時代を表すトピックとして注目を集めましたが、他にも様々な「改革」が行われました。
それは授業時間の拡大です。
比較対象として、いわゆる「ゆとり教育」として有名な1998年の学習指導要領が挙げられます。
この1998年の学習指導要領改訂と、2020年の新学習指導要領とでは各教科における授業時間数の変化が顕著に表れています。
例えば「国語」では、1998年1年生国語で272時間だったものが2020年で306時間と実に113%の時間増となっています。
「理科」も3年生で70時間から90時間へ129%増と3割増しとなっており、6年生でも95時間から105時間へと111%増となっています。
そんななかにあって「算数」は以下の通りです。
1年生:114時間 ➡ 136時間(119%増)
3年生:150時間 ➡ 175時間(117%増)
6年生:150時間 ➡ 175時間(117%増)
つまり、小学校低学年・中学年・高学年において、まんべんなく算数の時間数が増えているわけです。
このような教科は他では見当たりません。
文部科学省、ひいては国の教育政策が垣間見れるような学習指導要領の改訂と言っても過言ではない内容となっています。
算数が特になるために必要な5要素
さてこのように小学校における「算数」という教科の位置づけを見てきましたが、やはり「算数が嫌い」「算数が苦手」というお子様は少なくないように感じます。
コトリバに通うお子様からも、そのような声は聞こえてきます。
ここで、算数が苦手なお子様にとって、どのようなスキルが必要なのかひも解いてみましょう。
コトリバでは、以下の5つのポイントが算数が得意になるために必要な要素だと考えています。
①計算力
②数量感覚
③論理的思考力
④空間認識力
⑤試行錯誤力
このうち今回は②数量感覚について詳しく説明します。
数量感覚とは、数や量に対する基本的な感覚のこと。数が大きい、小さいなどに加えて、 桁がいくつ増えるかという大きさの感覚のことをいいます。
この感覚を磨くと、様々な計算を頭の中でイメージを使ってできるようになり難しい理数分野の問題に出会っても、計算にとらわれず全体像を掴んで解くことができます。
例)16は8が2セット、8は4が2セット、4は2が2セット
たとえばイメージとして上記のような16の成り立ちが分かると、中学生に上がったときに習う学習内容で「累乗」を容易に理解できます。つまり「16=2⁴」が感覚的に分かるということです。
コトリバでは数あるレッスンプログラムの中でもこの「数量感覚」を養うことを要所要所に取り入れてレッスンを実施しています。
とりわけ算数特化の「りんご塾」では、その教材の随所において「数量感覚」を養う工夫がなされています。
幼児~小学校低学年のあいだに「数量感覚」を養っておくことはとても大切です。
「算数が嫌い」「算数が苦手」とお子様が感じる前に、ぜひコトリバで算数好き、算数が得意になるよう取り組んでみませんか?
算数が好きなる教材は以下、おススメです!