遊びは学び、学びは遊び
インターナショナル・アフタースクール「コトリバ学芸大校」です。
今回のテーマは、コトリバのスクールとしての代表的な考え方の一つ、「遊びは学び、学びは遊び」についてです。
当スクールでは、学童保育として小学生、習い事としては年中から小学生を対象にお通いいただいています。
私たちは、業界的なカテゴリーでいうと「教育機能付き(英語)学童」となります(そんな言葉あるんですね💦)。
ただ、言葉が一人歩きしてしまうと、本来、私たちが考えていることが伝わらないので、お客様にご質問をいただいた場合には丁寧すぎるほど丁寧に回答差し上げるようにしています。
例えば、コトリバではネイティブ講師を揃え、日本人スタッフの大半はバイリンガルで、カテゴリーとしては「英語学童」「インターナショナル・アフタースクール」です。英語をメインとしたアクティビティも沢山用意しています。
例)「英語でプログラミング」「英語で理科実験」「英語でこども哲学」「英語で華道」「英語でクラフト」「英語でそろばん」などなど。
しかし、ただやみくもに”Englishオンリー”の環境にしようとは考えていません。
勿論、英語が話せるに越したことはないし、海外の方とコミュニケーションを取る場合、語学力があったほうが良いのは間違いありません。
しかし、私たちは「英語で話す」こと以上に、英語で「何を話すか」のほうを大事にしたいと思っています。どんなに流暢に英語で喋ることができたとしても、中身がスカスカの英語では意義が感じられません。「何を話すか」を突き詰めれば、そこに必要なのは「感じ取るチカラ」だったり「考えるチカラ」だったり、「表現するチカラ」や「共感するチカラ」だったりします。
だから私たちはただ英語で話すことを目標とするのではなく、話すべき中身を大事にし、きちんと「母語で考える・表現すること」をないがしろにしません。
同様に、「教育機能付き」ではありますが、一般的に想像されるような教育を提供する「塾」とは少し趣が異なります。
私たちが最重要視しているのは、子どもたちが遊びを通じて学びを得られるようにしている、ということです。
古来、学問は高尚な遊びであった、などという言葉を引っ張り出すつもりはありませんが、間違いなく「遊び」は、子どもの成長を促す学習の意味も内包しています。
(コレに関しては、フランスの社会学者ロジェ・カイヨワが著作『遊びと人間』のなかで遊びを4つの類型に分類していて、コトリバの各レッスンと照らし合わせると非常に興味深いのですが、それはまた別の機会に…)
「学び」も「遊び」の要素があるからこそ、子どもたちは夢中になり、集中し、没頭して、突き詰めることができます。そうやって得た学びは血肉化し、定着し、子どもたち自身のチカラとなります。さらには、楽しく面白い経験は、学習者に継続性を生み出します。
遊びだからこそ、子どもたちは本気で取り組み、精一杯やり遂げることができる。挑戦心を養うにも、非常に有効なアプローチだと思います。
そして大切なことは、そうやって得た「学び」を子どもたちは「遊び」のように再現する、ということです。学びを遊び尽くす経験は、きっと中学受験や、さらにその先の大学受験などにも活かされるでしょう。
遊びは学び、学びは遊び
言葉にすると単純ですが、実際には、実生活(ご家庭や、もしかしたら公教育の現場)で行うにはものすごく難しいことです。コトリバは、そのなかなか難しい「遊び」⇔「学び」の実現をお手伝いしたいと思っています。
私たちは、「遊び」と「学び」を軽やかに行き来する子どもこそ、これからの不安定で不確実、曖昧で複雑な将来をたくましく、しなやかに生き抜くことができるのではないかと考えています。
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