都の予算が“9兆円超え”で過去最大に。子育て支援2兆円、その中身とは?
こんにちは。世田谷区・目黒区の英語学童、東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩2分、
インターナショナル・アフタースクール コトリバ駒沢校です。
東京都が2025年度の予算案を発表しました。
一般会計の総額は9兆1580億円。なんと初めて9兆円を突破し、4年連続で過去最大となっています。
その中でも注目すべきは、子育て支援に約2兆円が配分されたという点。
「保育」「医療」「教育」「小1の壁」など、子育て世代に直結する政策が次々と動き出しています。
目次
第1子の保育料も無償化。8万6000人が対象に

これまで多子世帯に限られていた保育料無償化ですが、2025年9月から第1子も無償化の対象に加わります。都は8万6000人の子どもを対象に、763億円の予算を計上。
待機児童の減少が進む一方で、保育の質や選択肢へのニーズが高まる中、
保育費の負担軽減は多くの家庭にとって大きな追い風となるはずです。
医療費助成の拡充。所得制限を撤廃へ
乳幼児から高校生までの医療費助成についても、2025年10月から所得制限を撤廃。
自己負担額は1回あたり最大200円以下で通院できるようになります。
「経済的な負担を理由に病院を控える」ことのない環境づくりに、着実に近づいています。
無痛分娩にも最大10万円の助成
出産時の無痛分娩に対しても、最大10万円の費用助成が始まります(10月〜)。
対象は都内で出産予定の約9500件。
都によると、無痛分娩を希望する妊産婦は6割を超えているとのこと。
出産や子育てが「身体的にも精神的にも過度な負担にならない社会」への一歩として、重要な政策です。
「小1の壁」への本格的対策。都独自の学童認証制度も

小学校進学時に直面する「小1の壁」。その解消に向けて、
都は独自の学童認証制度の創設に向けた費用も計上しています。
この制度では、長期休暇中の昼食提供や、1クラス40人までの定員基準などが要件となる予定。
自治体を超えて、都全体として「安心して預けられる学童保育環境」を作っていく方向性が見えます。
子育てしやすい街から、子育てで選ばれる街へ
東京都の予算規模は、もはやスウェーデン(20兆円)やスイス(14.7兆円)の国家予算と同等。
それだけに、都の政策は日本全体のモデルケースにもなり得ます。
保育料、医療費、出産支援、学童保育……これらは決して“バラバラの制度”ではなく、
子どもを軸にした「育ちの連続性」を支える基盤として、今まさに整備が進められているのです。
コトリバとして、どう向き合っていくか

コトリバでは、「小1の壁」や「英語学童としての役割」にとどまらず、
子どもたちの“生きる力”を育む学びの場として、日々進化を続けています。
今回の予算案の方向性とも重なるように、
子どもの放課後を「安心」と「学び」で満たすこと」を、私たちは何よりも大切にしています。
制度が整うことは大歓迎。でも、それだけでは足りません。
実際に“良い体験”を積める環境こそが、子どもたちの未来をつくっていくのです。
その場として、コトリバを選んでいただけるよう、これからも誠実に取り組んでまいります。
ご見学・体験をご希望の方は、いつでもお気軽にご連絡ください。