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2025.5.4
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  • 📚宿題がなくても学力世界トップ!?オランダの教育事情

    世田谷区上馬(東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩2分)にあるインターナショナル・アフタースクール コトリバです!
    今回はオランダの教育事情について触れていきます。

    🌸【序章】宿題がないのに学力トップ?オランダ教育の衝撃

    「えっ、宿題が出ない!?
    そう驚く方も多いはず。でもオランダではそれが“ふつう”なんです。

    小学校で宿題を出さない国、オランダ。
    それでも学力は日本やフィンランドと並び世界トップ3

    私たちは「勉強=努力=宿題」という構図に慣れすぎているかもしれません。
    でも、オランダの子育ては真逆の発想から始まります。

    🛝オランダの「遊び優先」教育がすごい理由

    オランダの学校では、モンテッソーリ、ドルトン、イエナプランなど、個に合わせた学びが一般的。
    共通しているのは、「遊び」を重視し、宿題を出さないという点です。

    宿題は“学習能力を深めない”という研究結果が多数あり、
    むしろ遊びのほうが成績につながるというのがオランダの常識。

    🧠 遊びから育つ力

    • 自発性(自分で決める力)
    • 社会性(人と関わる力)
    • 想像力・集中力(創造的活動)

    💓感情と共感がカギ?学力を育む“こころの教育”

    オランダでは、「共感力」や「感情の扱い方」も教育の柱。
    「共感教育」は、カナダで生まれ、世界75万人以上の子どもが受けています。

    共感力を育てると、いじめが減り、学力も上がる
    → 子どもの幸福度と成績の両方が伸びるという驚きの結果も✨

    Roots of Empathy(共感教育の代表的プログラム/カナダ発)  
    → 約75万人の児童が受講(世界中)
    → 研究で示された効果:下記図参照

    効果数値的成果(例)
    いじめの減少最大50%減少(トロント大の研究)
    攻撃的行動の減少30~40%の低下
    社会的スキルの向上対人評価で+25~35%の改善
    学業成績の向上間接効果:読解力や協働学習力UP
    出典:Roots of Empathy, University of British Columbia, 2014

    https://rootsofempathy.org/research/

    🗾日本の学童・教育現場に活かせること

    オランダのやり方をそのまま日本に導入するのは難しいかもしれません。
    でも、エッセンスは学童や保育の場でも活かせます。

    🧩 具体的なヒント

    • 宿題を自発的にやりたくなる仕組みにする
    • 遊びの中に対話や発見の種を仕込む
    • 感情表現・外国人とのふれあいで共感教育を促す

    📝 コトリバで取り組める例:

    • 「How are you?」から始める感情表現の英語活動
    • 哲学対話(P4C)で「考えを伝える力」を育む
    • プロジェクト型レッスンで“探究心×学び”の好循環を

    🌱コトリバが目指す、未来の学び場とは

    オランダ教育が教えてくれるのは、「急がせず、信じる」教育の価値。

    コトリバが掲げる学びの軸「コア・スキル × プレミアム・スキル」は、まさにその延長線にあります。

    コア・スキル(感情・共感・思考・自律)を育み、
    プレミアム・スキル(英語・プログラミング・理科実験など)を重ねる

    その先にあるのは、「正解を探す子ども」ではなく、「自分で問いを立てる子ども」の姿です。


    📘 おすすめの一冊:
    『オランダ人のシンプルですごい子育て』
    (リナ・マエ・アコスタ、ミッシェル・ハッチソン著/吉見・ホフストラ・真紀子訳)

    子どもにとって何が本当に大切か――
    そんな原点に立ち返る一冊として、ぜひ読んでみてください。

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