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2023.6.17
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  • 民間学童と公立学童の違いって?

    コトリバのサイエンスレッスンの様子

    世田谷区・目黒区の英語学童「インターナショナル・アフタースクール コトリバ駒沢校」です!
    さて、いまさらながらですが、質問が多い「公立学童」「民間学童」について、今回は記事にしています。学童保育は、皆さんご存知のように共働き世帯の子どもを放課後や長期休み中にお預かりする施設です。

    厚生労働省では、学童保育について「放課後児童クラブ」という名称を使っているよね!

    今回は特に問い合わせの多い公立学童、民間学童の比較をしてみました。

    公立学童の特長

    公立学童保育はこんな特長があります。
    ●メリット:料金が安定していて手頃。小学校内や近くにあるので通いやすい。1日だけの利用も可。
    ●デメリット:お子様は自力で通う必要あり。開館時間に制約がある。学習内容は学校の宿題中心。

    公立学童保育は地域社会が手がけており、入会の条件、開館の時間、提供されるサービスや料金は、ほぼ均一です。
    公的な施設ということもあり、入所条件に一定の基準があり、それをクリアしないと利用できない点も注意が必要です。

    比較的、1年生が優遇されている地域もあるようで、2年生以降、条件を満たせずに公立学童を利用できなくなったという保護者もいたので、条件は要確認だな!

    目黒区の公立学童の事例

    例えば目黒区の公立学童を見てみましょう。

    ■目黒区の公立学童保育の料金
    目黒区には民間委託を含めて約28室の公立学童クラブがあり、基本的に小学1年生から3年生までを対象としていますが、一部のクラブは6年生まで対応しています。料金は月8,000円(おやつ代込み)で、遠足などの実費が別途必要です。

    ■利用条件
    目黒区では、保護者が就労などで学童保育クラブの利用を必要とする場合、日曜日を除き「週3日以上」または「4週で12日以上」の利用が条件となっています。学童保育クラブの開設時間は、学校登校日において午後3時から6時15分です。

    ■利用時間等
    開所・利用時間は放課後の8:30から18:15まで、土曜日は18:00までとなっており、延長保育も夕方19:00まで利用可能で、就労により月1,000円となっています。おやつは提供されますが、食事は提供されず弁当持参となります。申し込みは一次募集が11月で、二次募集は空きがある場合となっています。

    民間学童の特長

    コトリバの読み聞かせReading&Writingレッスンの様子

    そして、民間学童保育はこちら。
    ●メリット:送迎サービスがあるところが多い。公立に比べて長い開館時間。学習等のサポートが受けられる。
    ●デメリット:料金が公立より高め。自宅の近くにない場合も。運営元によりサービスにばらつきがある。

    民間学童は文字通り、民間企業やNPOなどが運営している施設です。就労証明書などが不要で、利用の仕方はかなり柔軟です。お子様がお通いの小学校が公立・私立を問わず利用できることも特長です。
    遅い時間までのお預かりや、施設によっては夕食を提供するなど、多様なサービスがありますが、自治体・行政からの補助が受けられないことが少なくないため、利用料金が公立学童と比較して高くなり傾向があります。

    学童利用料金について

    公立学童保育は費用がお手頃とお話しましたが、具体的に見てみましょう。

    ■民間学童保育の料金
    民間学童保育は料金にバリエーションがあります。入会金は1〜6万円、月額は週5日利用で2〜10万円くらい。サービス内容により料金も変わります。送迎や学習プログラムなどが手厚い場合は、4万円以上のことも。

    コトリバの入会金は33,000円(税込)、利用料金は週5日利用で88,000円(税込)となっているよ! でもこれは10個の習い事がついた値段なんだ。

    コトリバも民間学童ですが、利用料金は高く見えますよね。ただし、コトリバの場合、英語学童であると同時に多種多様な習い事が月の利用料金に含まれています。
    1日2レッスンがついているので、週5日利用のお子様だと10の習い事をしているのと同等と言えます。
    英語環境の学童で「預かり」を利用しながら、10の習い事をすることを考えれば、決して高すぎるということはないかと思います。

    実は興味深い本質的な学童保育の違い

    コトリバのそろタッチレッスンの様子

    さて利用料金に関して、民間学童は教育機能がついていたり、送迎や延長時間など様々なサービスが付加されているので利用料金が高いということをお伝えしてきました。
    しかし、実は、民間学童と公立学童でより大きな本質的な違いがあります。それは「安心・安全」の提供に関することです。
    以下は一般社団法人民間学童保育協会 共同調査 一橋大学 経済学研究科 高久准教授の調査資料より抜粋したデータです。

    ■子供一人あたり面積
    <民間学童>一人当たりのスペースが平均で3.8 ㎡
    <公立学童>一人当たりの専有スペース1.65㎡を基準とし、17.3%の公設学童が基準を下回っている

    <コトリバ>一人当たりのスペースは6.2㎡(約3.8畳)

    ■児童一人あたり職員数
    <民間学童>75%の施設で職員あたり児童数が10人未満
    <公立学童>職員あたり児童数が10人未満なのは児童数ベースで5%程度
    公立学童の平均値は、職員一人で12.9人の児童を面倒見ている計算になっています。

    <コトリバ>職員一人あたり4.5名の児童

    まとめ

    学童保育は、お子様を預かってくれる場所で、公立学童保育と民間学童保育があります。

    公立学童保育は、保護者がお仕事などでお留守の時に利用でき、基本的に均一なサービスが提供されます。月額数千円とお手頃な料金で、放課後の保育を利用できます。

    民間学童保育は多様で、施設ごとに特色があるため、実際に見学・体験するなど、よく調査してから選ぶと良いかもしれません。

    いずれにしてもお子様の放課後や長期休みの時間の大半を過ごす「学童保育」選びはとても大切です。この記事が皆様の参考になれば幸いです!

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