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2021.10.19
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  • P4C こどものための哲学って?

    インターナショナル・アフタースクール「コトリバ学芸大校」です!
    突然ですが、皆様はP4Cという言葉を聞いたことがありますでしょうか?

    P4Cは「子どものための哲学(Philosophy for Children)」の略。対話を中心に構成する教育活動の一つで、子どもたちに哲学的な思考活動を促す、効果的で新しいアプローチ手法です。

    哲学、というと難しく考えがちですが、ごく日常的なテーマや身の周りに起こる問題から問いかけをすることで、子どもたちが自分なりに考え(思考力)、それを言葉を通じて周囲に伝える能力(表現力)を伸ばすことを目標としています。
    もちろん、ただ自分の意見をのべるだけでなく、周囲の声に耳を傾け(傾聴力)、相手の意見を尊重することの大切さ(共感力)を学ぶこともでき、ひいては討議する力(ディベート力)を身につけることができるレッスンです。

    ☑P4C 実際の授業の様子


    コトリバでは毎週金曜日に「P4C Little Thinkers」をレッスンとしてスタートさせ、主に学童にお通いの児童同士の対話を進めてまいります。最初のレッスンでは、誰でも自由に発言できるし、仮に言葉を発せなかったとしても問題ないことを伝え、ゲームやアクティビティを通じて「話せる雰囲気作り」をしていきます。大人でも自分の意見を言うには勇気がいるもの。だからこそ子どもたちが安心して話せる環境づくりが大事です。

    コトリバの P4C では、What does it mean to think? What is p4c? How do we do it?「考えるとはどういうこと?」「 P4C とは何?」「どうやってやるの?」といった導入からスタートします。
    それからだんだんと抽象的なテーマにもチャレンジし、What is the difference between wanting and needing something?  What do you want? What do you need? 「欲しいものと必要なものは何が違う?」「何が欲しいのか?何を必要としているのか?」、Why are there rules?  Who make them?  Why do we need to obey them? What would happen if there were no rules?「なぜルールがある?」「誰が作っているの?」「なぜルールに従わなければならない?」という難しいテーマにも迫っていきます。

    ☑こちらはレッスンで使うコミュニティ・ボール


    よく日本人は「なかなか自分の意見を表現できない」と言われますが、やはり幼少期から「聴く」「話す」といった経験を充分にさせることが大事。私たちはP4Cを通じて”Wise Leadership”を身につけさせたいと考えています。

    コトリバの「 P4C Little Thinkers」は学童保育でお預かりしている児童にお預かりの中で提供しているプログラムですが、普段、学童を利用されていいないお子様のレッスン参加も可能です(その場合レッスン料は有料)。

    これからの時代に必要なスキルを身につけるべく、ぜひご参加ください! お待ちしています。

    P4Cの詳しい説明はコチラ

    P4Cの効果を動画で紹介

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