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2022.6.16
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  • P4Cのレッスンの覗いてみた!

    P4Cレッスンの様子

    学芸大学にあるアフタースクール「コトリバ」です!
    コトリバは International Afterschool として、ネイティブ講師・日本人バイリンガル講師によるレッスンを提供していますが、「母語でしっかり考える」ことを目的としたレッスンもあります。
    それが「こどものための哲学 P4C Little Thinkers」です。

    P4C(Philosophy For Children) とは?

    こどものための哲学、というと少し難しそうな気がしますよね。でも実際は子どもたちの活発な意見が飛び交う楽しいレッスンになっています。P4Cは本格的に日本に紹介されてかたまだ日も浅く、まだまだ馴染みの薄い教育アプローチ法ですが、そのレッスンを通じて子どもたちの「思考力」「表現力」「傾聴力」「共感力」「対話力」を育む、とても秀逸なプログラムです。
    もともとは1960年代~1970年代にかけてコロンビア大学で教鞭をとっていたマシュー・リップマン教授により開発されたプログラムで、その後1970年代末までに急速に発展して、実験的な取り組みも含めると全米で約5,000の教室でP4Cが実施されていました。現在では50以上もの国・地域でP4Cの授業が実践されているようです。

    日本ではあまり聞いたことないかも!

    日本国内でも1990年代から取り組みが始まりましたが、海外の取り組みを紹介するにとどまっていたようです。最近でこそNHK for Schoolで放送されて認知されるようになってきましたが、まだまだ誰もが触れている教育プログラムといえる段階ではありません。

    P4Cのレッスンの進め方

    こどものための哲学のレッスンの進め方には、いわゆる「型」があります。レッスンを担当する先生(ファシリテイター)は、訓練を受けて習得した、その一定の「型」に基づいてP4Cを進めていきます。
    コトリバのP4Cは小学校低学年に特化されたレッスンですので、子どもたちにとって日常的で想像しやすいテーマが慎重に選ばれます。そしてそのテーマに沿って、子どもたちが自分なりに考え、自らの言葉で語り、周りのお友達と意見交換を進めていきます。
    話すときには「コミュニティ・ボール」を持っていなければなりません。これを持たずに発言することはNGとなっています。逆に言えば、コミュニティ・ボールを持っていない児童は「聞き役」に徹します。この「仕掛け」は、見事に「意見を述べる=思考力・表現力」と「聞き役に徹する=傾聴力」を養うのに寄与しています。

    コミュニティ・ボール

    ある日のレッスン・テーマ「ありがとうという気持ち」

    さて、具体的なレッスンを見ていきましょう。
    今回のレッスンは「ありがとうという気持ち」がテーマです。まず本格的なレッスンの前に、ウォーミングアップのための「ミニ・ゲーム」をします。そして実はこのミニ・ゲームではキーワードを設けて「英語表現」も学んでいきます。コトリバのP4Cは、考える部分は日本語でとことん考えますが、ミニゲームなどでは英単語・英語表現を学ぶレッスンになっています。

    さすがコトリバ! やっぱり英語も学べるんだね。 母語で考えて、英語表現も学ぶ!一石二鳥だね!

    今回のキーワードは「Who」
    まずは英語表現の練習をして慣れてきたら、「この場所に誰がいるの?/Who is in this place?」というゲームをします。回答する子どもの背後にはモニターである場所が映っています。周りの子どもたちは、その場所の直接名称を言わずに、連想ゲーム的に説明します。そして回答者の子どもが、Who is in this place? に回答する、というゲームです。
    この日は珍答もあり、大盛り上がりです!

    そして議論は深まっていく…

    さて、次はメインパートです。
    先生がホワイトボードにアルファベットとひらがなのマグネットを張り付けて、Thank Youの文字列を作っていきます。Thank You は英語ですが、次に様々な言語(29カ国!)で「ありがとう」の文字列を作っていきます。いろんな国のいろんな言葉で「ありがとう」があることを子どもたちは知りますが、そこで、先生が子どもたちに問いかけます。
    「どの国でも”ありがとう”と言うのはなぜ?」
    「どんな時にありがとうと言うの?」

    P4Cレッスンの様子

    こどもたちは考えます。今日は参加者のうちの一人Iちゃんがアシスタントで活躍してくれました!
    プレゼントをあげたのに、何も言ってくれないと嫌な気持になる
    何かやってもらったときに、返す言葉がないと困る」などなど。
    最終的には、感謝の気持ちが必要だということで、子どもたちの意見が一致していきます。
    さて授業も最終局面です。
    最後は「今、誰に一番ありがとうを言いたいか?」を考えて、ひとりひとり「Thank You Card」を作りました。お母さんやお父さん…うまく渡せるといいですね!

    現代にこそ必要なレッスン

    このレッスンを受けたお子様の一人の保護者様からは、このようなお言葉をいただきました。

    「P4Cでは「この場所に誰がいるの?」ゲームでは答えられなかったのが悔しかったようで、次は集中して頭でたくさん考える!と意気込んでいました。「Thank you」は言われなかったら悲しい気持ちになる言葉だから、ちゃんと相手に言うようにすると教えてくれました。沢山のことを吸収してくれているようで嬉しい気持ちになりました。」

    小学校1年生の保護者様から

    この現代においても様々な報道で「いじめ」のニュースが絶えません。SNSの発達とともに、昔では考えられないような問題が子どもたちを取り巻いてもいます。以前とはまた別の性質をもった、こどもたちがストレスフルな環境で過ごさざるを得ないような事態もあるかと思います。一人っ子のご家庭も少なくないでしょうから、日常的に子ども同士で対話をする機会も減っているかもしれません。
    そのような時代にこそ、この「P4C こどものための哲学」のレッスンは、子どもたちにとって必要なのだと思います。
    私たちは少しでも多くのお子様にこのP4Cのレッスンを受けてもらいたいと思っています。
    ご興味・ご関心をもった皆様、ぜひ体験レッスンを受けてみませんか?

    体験レッスンはコチラから!

    P4C Little Thinkers の詳細はコチラから!

    ※「P4C Little Thinkers」はコトリバを運営する株式会社KotoLikoの登録商標です

    過去の記事はコチラから
      思考力・表現力を伸ばす!~レッスンレポート「P4C こどものための哲学」~2022年5月13日記事

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